非電化時の配電盤、制御盤、メガソーラ、PCS装置の湿気・結露対策

屋外における配電盤、制御盤、メガソーラ、PCS装置は非電化時、特に換気ファンが回らない状態にあれば温度、湿度ともに制御不能となることから、外気の影響を大きく受けることになります。

 

たとえばスキー場におけるキュービクルなどは、シーズンオフの夏場、おびただしい量の結露水に汚染されることがあります。

 

因みにどのような条件(ポイント)で結露が発生するかは以下のとおりです。

 

温度30℃、湿度80%の場合  露点温度 26℃  温度差  4℃

温度25℃ 湿度80%の場合       21℃       4℃

温度20℃ 湿度80%の場合       16℃       4℃

温度15℃ 湿度80%の場合       12℃       3℃

 

※ 露点温度とは・・・湿気(水蒸気)を含む空気を冷やした時に結露の始まる温度のこと

 

上記をご覧いただければ、湿度80%と比較的湿度の高い条件では、急速に空気が冷やされた場合、わずか4℃程度の変化で庫内に結露が生じることが分かります。

尚、スキー場のある立地は標高の高いところに位置し、そのため平地と比較すれば、概ね日中の温度変化は大きくなります。

 

このように、一時的もしくは長期に稼働しないキュービクルなど屋外型受電設備、配電装置の結露対策では、鉄製キャビネットなどは内側部分を断熱材などで覆い、できればそこに業務用乾燥剤の設置をお勧めします。

※稼働時に燃焼しないよう充分注意が必要です。

 

シリカゲルB型を主成分とする業務用除湿剤ファインドライGは高湿度時には吸湿、少しでも下がると放湿を繰り返しキャビネット内を長期間、一定の湿度に調湿します。

 

また、比較的短期間、もしくは約2~3ヶ月で交換が可能であれば、最も過酷な海上コンテナ輸送で豊富な実績を持つ産業用除湿剤ファインドライB-1200をお勧めいたします。

同品は吸湿すると次第に重量、体積ともに大きくなり、ゲル化することで取替えを告知します。

 

尚、電気系統に故障の多い場合、結露が原因であるかどうかについては結露センサーや、データローガなどのデジタル機器等で調べますが、簡易なものであれば結露検地ラベルなど、変色により結露発生を知らせる付加逆シールが比較的安価に販売されています。

 

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